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ネモロ アロロ

副署長

性格:

冷静で外から状況を見て動く傾向がある。

怒られたくないため真面目に見えるが、テンションが上がると子どもっぽくなる。

感情に流される事は少ないが、思考は単純で裏表がないタイプ。


特徴:

学がなく、字の読み書きは少し苦手。


食事に貪欲で、肉と甘いものが好き。


「正義」に強く憧れていたが、その意味を少しずつ見失いつつある。


夢は“お腹いっぱい食べて眠ること”という素朴なもの。


真面目さと純粋さの裏に、誰にも知られていない「揺らぎ」を抱えている。


苦手・欠点:

泳げない。


皮肉や冗談を真に受けやすい。


本心を隠すような“嘘”は苦手。


ただし、生きるための“言葉の選び方”は少しずつ覚えてきた。


かつて所属していた街で、彼女は“新人巡査”として勤務していた。

経験は浅く、判断に迷うことも多い。

それでも――いや、だからこそ、彼女は強く願っていた。


「命に上下なんてない。市民も、犯罪者も、どんな人も平等に守りたい」


 その信念は立派で、美しくて、そして少しだけ不器用だった。


 強盗犯にも、常習者にも、彼女は必ず言葉を届けた。

怒りの理由を聞き、寂しさを拾い、どうにか手を伸ばそうとする。

そんな姿に救われた人もいたが、同時にこう囁かれることもあった。


――「綺麗事だよ」「現場じゃ通用しない」


 彼女自身、それを理解していた。

現実は厳しく、誰かを守ろうとすれば、別の誰かを傷つけてしまうこともある。

理想だけでは通用しない、という現場の空気も痛いほど感じていた。


 それでも、彼女は引けなかった。


 実弾入りの拳銃は構えられる。

けれど引き金に指をかけると、胸が締めつけられる。

相手が誰であれ「撃てば、その先がなくなるかも」という実感が、身体を縛ってしまう

矛盾が心に渦巻き、最後の一線を越えられない。


 そのため彼女はいつも、テーザーを握りしめていた。

「撃たずに済む方法」を考え続けるのは、もしかしたら現実逃避なのかもしれない――

そう思う夜もあった。


 それでも。


 現実逃避と言われても、綺麗事と笑われても、

「命を奪わず守りたい」という祈りだけは、どうしても曲げられなかった。


 そんな彼女を見ていた上司は、ある決断を下す。


 適性の再確認、可能性の再評価――

それらを理由に、別の街への配置換えが命じられたのだ。


 不安もあった。

自分の理想は、ただの幻想なのかもしれないという恐れもあった。

それでも、彼女は新しい街へ向かった。


未熟なままでもいい。

それでも、守りたいものがあるなら、前を向く。


 そう自分に言い聞かせながら、

彼女は静かに新しい一歩を踏み出した。


ネモロ アロロ

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